「働く青少年の為の高校」として始まった定時制高校。 しかし、現在では全日制高校の中退や不登校など事情は様々ですが 何らかの事情により昼間の高校に行けない生徒が定時制に通うケースが多くなっています。

そんな子達にとって定時制はもう一度やり直せる「チャンス」の場でもあるのです。

その定時制に今、学校の統廃合が進められて来ています。

理由は、生徒の減少を主に、学校の予算問題なども挙げられる所もあります。
今となっては一部ではありますが、教職員ですら定時制をなくそうとする人さえいます。

とはいえ、このままどんどん定時制を減らしていっていいのでしょうか?


一方では、自由で行き届いた教育ができるという事から定時制は見直しも行われいる所もあります。

一般的に夜間定時制は「貧しい」、「暗い」などのイメージや見た目で判断されがちですが、
実際の生徒の多くは、意外と逞しかったり、明るく優しい人が多いのです。

中学や、前の学校などで、イジメを受けていた、不登校家庭内問題などの理由で
定時制に通う生徒が増えた今では、同じ様な境遇の子達が多く、互いにわかり合える環境でもあって、
仲間、友達が出来やすいため、人に触れることが増え、
自然と性格も少しずつ明るく変わって来ることが多いのです。

定時制は全日制より一日の授業時間が少ない為、通常は4年間学校に通う事になります。

その4年間の学校生活をまっとうするのは予想以上に大変な事です。
しかし、生徒達はその困難の日々を乗り越え卒業していきます。

働きながらの学校生活を送る子がほとんどの為、高校生ながらに社会の厳しさを味わい、
卒業し、職に就く時には、その経験がとても役立ちます。

定時制にこそ教育の原点があるのです。

定時制は「学ぶことが楽しい」そう思える学校なのです。


「定時制の灯を消すな」をテーマに、
各地では教職員、OBを中心に定時制の存続を願う運動が広がっています。


定時制は上記で挙げた様々な事情を抱えた人達の大切な受け皿とも言えます。

どうしようもない私達にチャンスを与えてくれた定時制。

これからもそう簡単には減らないであろう、同じような境遇の人達の為にも、けして無くなっては行けない場所なのです。


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